2006年2月22日 (水)

ご無沙汰しておりました

たいへんご無沙汰です。なかなか更新できず申し訳ありませんでした。
さて、唐突なお知らせなのですが、
ソフトバンクとフランスの通信局AFP社が立ち上げましたニュースサイト
AFP BBにて、オフィシャルブログを担当することになりました。
国際ニュース絡みの髪関係の記事を扱おうと思っております。
このアクティブログの中にあるオフィシャルブログです。ワールドワイドヘアジャーナルという大層な名前をつけてしまいました。これですね。
ご報告が遅れてしまいましたが11日に一つめがアップされております。
え? というか、もう10日も経ったのか! 

できれば、ブログを統一したいとは思っているのですが、
なにぶんAFP BBのオフィシャルブログとしては、写真を使用せねばならぬため
メインにするにも難しく------。
こちらのブログはもう少し肩肘はらずに、楽に近況報告したいなと考えております。

さて、ひっぱりまくったアメリカ産牛肉の件ですが、
こちらのブログに続きのようなものを書きました。読んでいただければ幸いです。

ともかく、ホルモンは扱いが難しいですね。
昨日は、マルコメが作ったイソフラボン濃度アップの味噌、こちらのトクホ(特定保険食品)認定が、「安全性確認できず」として却下されました。
特に妊娠中の女性と、乳児、幼児にイソフラボン増強食材は与えないように、という警告つきでした。
イソフラボンは、女性ホルモンに近い働きを持ってます。大量の摂取は、ホルモンバランスが崩れ、女性は乳ガンリスクが高まり、子どもは正常な発育が妨げられるおそれがあるとのこと。
成人男性には、確かにあまり影響はないと個人的にも思いますが、男の子どもには影響があるかもしれません。
成長期に、外部から女性ホルモンの強い影響を受け、結果として男性ホルモンの感受性を上げてしまうような働きをさせてしまうとしたら……ちと問題です。精巣やら前立腺やら、髪にも関係あるかもしれません。
ビスフェノールAなどの環境ホルモンの研究では、少なくとも精巣関係への悪影響は確認されていますから、まあ、似たような内分泌攪乱物質であるイソフラボンにも、摂取量によってはそういう可能性はなきしもあらずとは思います。

もちろん普通に豆腐や納豆などの形で食べていれば、そんな摂りすぎるわけもなく、危険も少ないのでしょう。あらゆる天然の食品は、いまだ謎に満ちています。知られているビタミン、ミネラルなど組み合わせても、自然化にある食品と同じものはできません。知られざる栄養素や、成分同士の相互作用があります。それを再現するのは不可能です。イソフラボン単体の摂取で懸念される副作用も、大豆まるごとなどといった形で摂取すれば、緩和されるのかも知れません。

しかし、高濃度サプリとなると、危険が出てきます。
何か単体の成分がいいとなると、そればっかり摂ればそれだけ良くなると思う傾向が、まだ強いので、こういう乱暴な製品が作られては売れるのでしょう。まあ、私も昔サプリにはまったことがないわけでないので、気持ちはよくわかります。
でも、今では、それはあさはかな考えであり、本当に大事なことはバランスだということを理解しつつまります。これは、これから身を守るために必要な知識なのかもしれません。

例えば、今はイソフラボンよりはるかに強力な女性ホルモン作用を持つ天然成分が、女性用サプリメントとして売られていたりします。具体的にはガウクルアなどのタイのマメがもてはやされたりしていますが、あんなのを常用して、ほんとに大丈夫なのか------?
あのイカサマくさい健康テレビ番組とか、さんざん女性の美容に効果的など垂れ流していて、今後、なにかあったらどう責任を取るのか?

「知りませんでした」

がオチです。
でも、知ってても伝えないでしょうね。
予防原則などは、目先の利益の前では吹き飛んでしまうのか。
仕方ないので、私としてはこつこつブログや雑誌記事なんかでつたない反抗を繰り広げていきます。
優しくない商売がこの世から絶滅する日まで。

さて、ブログの件
混乱させて申し訳ありませんが、
応援よろしくお願いいたします!
AFP BBのアクティブログものぞいてみてください。
では、また。

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2006年1月13日 (金)

アメリカ産牛肉の髪に対する影響 2

 あけましておめでとうございます。更新が遅れてしまいましてすんません。またまたアメリカ産牛肉の続きちゅうことで行きましょう。
 えー前回のおさらいです。これね、アメリカ肉には女性ホルモン入っているということでしたね。つうことで、EUは禁輸しています。「17β-エストラジオールの使用については永久的禁止、また、テストステロン、プロゲステロン、トレンボロン、ゼラノール、メレンゲステロール・アセテートの5種の成長ホルモンについては、引き続き科学的な根拠が解明するまでは使用を禁止」ということでアメリカにケンカを売っております。
ヘタレの日本では「なんだかよくわからないけど大丈夫じゃないか」ということで、米国産牛肉に関しては問題とせず輸入しちゃってたわけです。日本ではホルモン剤の使用は原則禁止です。ホルモン剤の使用製造は認められていません。でも、なんで輸入品にはオッケーなのか? このダブルスタンダードはいったい何?
 今回のBSE騒動にしても、圧力がかかると、とっとと禁輸を解くありさま。いまだ世界で55ヵ国も輸入禁止している状態なのに、全頭検査という最高の防御態勢を誇っていた日本がなぜに先陣切って輸入再開せざるをえなかったのか……。
 ま、ホルモン剤に話を戻しましょう。
 女性ホルモン入りの摂取は、まず乳ガンの増加と関係あるだろうということで、EUでは牛肉の女性ホルモンだけでなく、低用量ピルに関しても調査を継続しています。ピル、または更年期障害の女性ホルモン補充治療は乳ガンリスクを高めてしまいます。で、問題は、男性への影響。
 育毛剤になんかには、合成されたエストラジオール、また大豆に含まれるような植物性エストロゲンが使われているくらいで、髪にはいいんじゃないかなどという気もしますが、さにあらず。
 さて、次回牛肉問題、最終回ということで。男性体内における女性ホルモンの働きについて述べようと思います。では、また!

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2005年12月29日 (木)

アメリカ産牛肉の髪に対する影響 1

 アメリカ産牛肉がついに輸入再開になりました。特定危険部位の除去がしっかり行われるのか、BSEに感染していたとしてもまだマシな20ヶ月以下の牛だけがちゃんと選別されて入ってくるのか……まああまり期待はできないという感じですね。でも、そもそも育毛的発送から言えば、牛肉-----特にアメリカ産の牛肉については、まったくNGの代物です。ここらへん著書で書けなかった部分がありますので、この機会にちょっとお話を。
 日本は早々と屈してしまいましたが、アメリカの牛肉を輸入していない国があります。EU諸国です。アメリカもかなり手を焼いている様子ですが、別にアメリカで狂牛病が出たから禁輸しているわけではない。その以前からずっと輸入してないんです。なぜか?
 アメリカ産牛肉に大量に使用されている成長促進ホルモンを人体に悪影響だと判断しているからです。米国で使用されているホルモンは、全5種。天然ものとしては「エストラジオール」が中心。合成ものとしては「ゼラノール」が中心。どちらもかなり強い女性ホルモン作用を持っています。
 そしてEUでは、牛にこれらホルモン剤を使用するのを1999年より全面禁止しています。 
 アメリカ、そしてWHOは合成型ホルモンなら基準値以内であれば安全、天然型ホルモンなら安全基準値よりも多く入っていても安全という立場を取っていますが、EU側は合成モノはまったくもって危険性が把握できないし、天然ホルモンでも発ガン性は否定できないとと互いに譲りません。お互いにデータを出しまくり、全面決裂です。結局、アメリカはWHOにEUを提訴することに。(ちなみにWHOみたいな国際機関はほとんど最低限の安全基準しか認めません。まだまだ安全性より流通性を重んじる傾向があるようです)
 当然、EUは敗北しましたが、多額の制裁金を払っても絶対に米国産牛肉を輸入しません。まあ、当然といえば当然。なにしろアメリカでは、獣医師の処方もなく勝手にホルモン剤をぶち込んでいる例など、ひどい乱用例が絶えず報告されています。また、ホルモン不使用としてEUに輸出された肉から高濃度のホルモン剤の残留が発見されるなど、とうてい安心できないのです。(ちなみにこういったホルモン剤は、特に脂肪入りの柔らかな肉が大好きな日本人向けの牛に大量に使われていました。本来草食動物の牛が食わされ続けていたのは、穀物。そして鶏の糞などの養鶏場の廃棄物。そしてご存じ牛の骨入り肉骨粉です) 
 さて、これほどまでにEUが恐れる米国牛の残留ホルモン----特に女性ホルモン-----がどのように、人体に悪影響を及ぼすのか。また、ひいては髪に悪影響を及ぼすのか。それは次回に。では、また。

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2005年12月22日 (木)

ラウリル硫酸ナトリウムについて

 前回のコメントで「育毛剤『アデノゲン』に、ラウリル硫酸ナトリウムという界面活性剤が入っているが、毒性があるのでは」という指摘をいただきました。お答えを書いていたらなんだか長くなってしまったので、新規記事としてアップしようかなと思います。
 さて、「育毛物語」の中でもちょくちょく洗浄剤史を語らせて頂きましたが、以下にもう一度簡単なまとめをしてみたと思います。
 
 ラウリル硫酸ナトリウムは合成界面活性剤の中でもかなり初期に開発されたもので、工業用洗浄剤として用いられました。これはアルコール基材の合成界面活性剤で、石油物資が不足する戦中に、石油系合成界面活性剤の代替物として活躍したものです。戦後は、洗濯洗剤からシャンプーなどに転用されました。脱脂力が強く、主婦湿疹などの原因として疑われる事例が続発したため、現在、台所洗剤やシャンプーの主剤は、よりマイルドな界面活性剤であるラウレス硫酸ナトリウムに取ってかわられています(とはいえ、これだってかなり強いので、シャンプーにはおすすめしません。決して肌用とは言えない点が多いのです)。
  
 しかし、ラウリル硫酸ナトリウムは現在でも、極微量ではもっと様々な用途に用いられています。育毛剤に入っている場合は、頭皮の脂を乳化させるする用途だと思われます。他、経口薬剤などにも乳化剤として含有されています。胃での分解が早くなるからです。また多くの歯磨き粉に発泡剤として入っています。
 私としては、いくら極微量といえど、経口薬剤や歯磨き粉に、このような毒性のあるものを入れるべきでないと思います。
 
 試しに歯磨き粉を使うのをちょっとやめてみてみるのもいいでしょう。一ヶ月くらいブラシだけで洗ってみてください。もちろん万人の口腔に何か変化あるとは思いませんが、私の場合は、歯磨き粉をやめて口臭が消えるなどの効果がありました。まあ、気分的なものも作用しているかもしれませんし、また人の体質にもよるとは思いますが、中には血がでなくなった、明らかに不快感がなくなった、という人が身近にけっこうおります。ただでできる実験ですので、ぜひともお試しください。
 
 ちなみにラウリル硫酸ナトリウムの別名はドデシル硫酸ナトリウム。タンパク質破壊作用があるため、タンパク質を人為的に変性させる実験のために使われます。このドデシル名義でも検索して調べてみてください。いろいろと面白いことがわかるでしょう。
 また、以下のサイトは薬学的にわかりやすいかと。(追記部分の表現がちとオーバーかなという気がしますが)
http://www.drugsinfo.jp/contents/qanda/ra/qara1.html
こちらは例えば、化粧品〜工業的に実際にどう使用されているかです。では、また!
http://chemical.kao.co.jp/ProductInformation/catalog/surfactant/SurfactantAS.htm

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2005年12月17日 (土)

プロペシアと仲間たち

 ついにプロペシアが販売になりました!
 でもやはり各新聞、週刊誌を見たところで、具体的にどこでどう手に入れるかというのははっきり伝わってこないような気がします。
 町の皮膚科なんかでいきなりポンとくれたりするはずもないですし、困っている人は多いのでは。きっと、万有製薬にはお問い合わせがたくさん来ているんでしょう。
 ともあれ、まだまだ病院側での供給体制は整ってないことは確か。

 となれば、結局インターネットの個人代行輸入がてっとりばやい。医者でもらうと一錠あたり250円。診察費なり組み込まれてけっこうかかっちゃいますが、個人代行輸入では28錠で6000円を切るのも出ていますから、一錠200円ちょっとくらいでしょうか。
 さらにプロペシアにはすでにジェネリック(廉価版)製品のフィンペシアがあります。こちらは、30錠で4000円に満たない値段ですから、一錠130円以下。しかも個人輸入なら病院に行って恥ずかしい思いをすることもない。マスコミが言うように安全な薬なら医者にかからなくても使えるだろうと、こちらを選んじゃう人も今頃いっぱい出ているのではないでしょうか? 

 プロペシアを医者から投与してもらう人は、そこまで増えないのでは、と自分は予想しています。あるいは、はじめは増えても、頭打ちになり徐々に減少する。つまり、バイアグラと同じ経過をたどるのではないかと。電柱に「プロペシア・バイアグラあり〼」などと書かれたビラが末路です。
 毛髪治療クリニックに通ったものの、毎月3万という出費が惜しいあまり、結局は輸入代行品に頼る自己流に行き着いてしまう人も多いと聞き及んでいます。おじさんが近くのドラッグストアでカロヤンを買う代わりに、プロペシアをぽんぽんネットで購入する……そんな時代が来そうです。

 でも、大事なことは、ひとたびネットで発毛剤を買うようになれば、もうとんでもなくディープでリスキーな世界が広がっているということです。プロペシアなど赤子の飲む母乳クラス的存在です。
 例を挙げれば、プロペシアの5倍の有効成分を持つ「プロスカー」、
 5αリダクターゼタイプ1まで阻害する「デュタステライド」、もっとゴツいホンモノの抗男性ホルモン剤「スピロノラクトン」、
 15%ミノキシジル溶液「ザンドロックス」、
 飲むミノキシジル「ロニテン」、
 塗れば抗菌剤で、飲めば活性型男性ホルモン生産を抑える「ケトコナゾール」……などなど、これは、まだまだ中級者向き。さらに上級者(?)は女性ホルモンを求めて「避妊用ピル」、また前立腺癌治療薬「フルタミド」(重篤な肝臓障害があるのであくまでネタとして書きます)、 なぜか効果があるらしい免疫抑制剤なんかまで視野に入れるようです。

 確かにプロペシアはこれらに比べれば安全です。とはいえ、どこにいてもなんでも手に入るネット時代では容易に危険を伴う領域に足を踏み入れかねないことも事実です。例えば、上記の品物はどれも30分以内に購入手続きをすることができます。商品ページを見ても、傍目にはプロペシア「みたいなもん」に見えてしまいます。でも、それは「罠」であるとしかいいようがない。

 プロペシアが満足するほどに効く人は3割程度。もし、自分には効かなかったら? -----どうしますか?  

 

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2005年12月14日 (水)

下流社会

 先日、遅ばせながら「下流社会」というベストセラー本を読む機会がありました。
 まあかいつまんでいいますと、いままで一億総中流のような状況だったのが、今後どんどん二極化が進み、上流と下流にわかれてくるというわけですね。金持ちはもっと金持ちに。貧乏人はもっと貧乏になるわけです。
 はじめは、「まあ、そうなんでしょうね」などという淡泊な読後感を抱いていたたわけですが-----考え直してみると、
「おいおい、待てよ、それで済むか?」 
 と、へアジャーナリストの脳髄にはイヤなイメージがじわじわとわき出てきたわけです。
 まあ今はデフレだからいいとして、今後、物価が上昇してきた場合など、上流でないと有機野菜など健康に良い食べ物は手に入らなくなっちまうのではないのか。あるいは、高度な毛髪治療なんかも金持ち向けのモノになってしまうのではないかろうか。
 いやいや、もっと時代が進めば------
下流は排ガスまみれの空気の悪いところに住んで、単純労働のストレスに悩まされ、熱い鍋ごとインスタントラーメンを食い、屑野菜でできたサプリメントをまじないがわりに飲んでみたりしながら、急速に老いてハゲてゆかねばならないのか。
 それも、上流がカロリー計算された最高の素材による素晴らしい食生活に舌鼓を打ち、スポーツジムやらヨガ教室で完璧な肉体と健康状態を維持し、高度な医療のもとにフサフサな髪を誇らしげに見せびらかす一方で!
 ゆるせねえ!
 こんな噴飯やるかたない気分になり、友だちを呼び出して酒の席でぶちまけてみたんです。
 すると-----こんなお答えが。
 「おまえ、浮浪者の取材してハゲ率の統計出しただろ。下流中の下流の浮浪者に、ハゲがそんなに多くなかったっていうじゃないか」
 いや、一本取られましたね。
 急転直下で下流オッケー。むし下流になればなるほど、髪には良いんじゃないか。ははは、オレの人生ノープロブレム! とその場でひざを打ったわけですが……酔いが醒めてみれば、なにかひっかかるんですよ。
 えーと、なにかがひっかかる……。

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2005年12月 7日 (水)

姉歯一級建築士のカツラ疑惑

 姉歯建築士のカツラ疑惑で世の中は賑わっております。(もう疑惑ではないようですが-----)

 さて、姉歯さんの写真を見ると、確かに……髪がちょっと浮いている感じがいたします。
 後ろから見ると、襟足の毛と段差が生じているかもしれません。これを防ぐにはマメにカツラ会社の理容室に通ってそろえてもらわないといけないのですが、この状況ではのんきにカツラ会社に通うわけにはいかないでしょう。どんどんと変な髪型になるのではないか-----と思われます。奥様のはさみ使いにすべてがかかっていると言っても過言ではない。

 また、姉歯さんはカツラ使用者が陥りいやすい間違いを犯しているような気もします。
 つまり、顔の老け方と髪の若々しさが、つりあっていないということです。おそらく、これが直感的に違和感を与える最大の原因といえます。カツラ使用者としては、勢い「若さ」にあこがれて、もっさりした髪型にしてしまいがちと聞きます。(これは本人と言うより、商品をすすめるカツラ会社のほうにこそ責任があるかもしれませんが……)

 どうすればよかったのか。

 「地肌貼り付け型の最新カツラ(P社のヘアコンタクトやらA社のヘアフォーライフ)などを使ったら良かったのに」と知人が言っておりましたが、さてそれはどうでしょう? 私に言わせれば、それはあまりにも危険ではないかと。
 あれは、頭皮の毛を剃ってフィルムやメッシュなどを直接地肌に貼り付けるものなので、定期的なメンテナンスが必要です。自毛が伸びてきたら剥がして毛を剃り、また貼るということを繰り返さねばなりません。(フィルムの下で毛がぐちゃぐちゃになり、カツラ自体も剥がれてきたりするのでしょう)
 つまり、いずれ絶対にカツラ会社に行かざるを得ないので、おそろしいスクープをされてしまいます。
 ヘアコンタクトの潜在能力を遺憾なく発揮して、いきなりエメラルドグリーンのモヒカン頭に変身するなどして、マスコミの度肝を抜くよりほかに道は残されていないのです。

 私としては、カツラはかなり有効なハゲ対策だと思っているので、もう少し上手に扱って欲しかったというのが本音です。こういう形でカツラに悪いイメージがついてしまうと、ますますカツラユーザーは減少するかもしれません。植毛やら薬物治療に期待する人が続出するのではないでしょうか。
 言うまでもなく、カツラは残っている自毛にはダメージが大きいですが、身体的な副作用はありません(精神的にはあるかもしれませんが)。今後もさらなる進化を遂げて、選択肢のひとつとして生き残らねばならないものなのです。いや、この急速な技術発展を考えて見れば、いずれカツラこそが最高の手段となる可能性だって当然あるでしょう。

 とはいえ、このような形で騒がれる今となっては--------。
 ここはひとつすべてをかなぐり捨て、ガツンと「男気」を見せて欲しいと思うのは私だけでしょうか?
 スキンヘッドで国会に登場して、生まれ変わったように堂々と振る舞い、すべてを明らかにして欲しい! 「死にたい」(by夕刊フジ12月7日号)なんて言わずに!
 そうすれば----芳しいとはいえない姉歯さんの評価も、きっと(少しは)変わるのではないでしょうか?
 

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2005年12月 1日 (木)

その広告大丈夫ですか? 2

 先日、雑誌でとある健康食品のことを書いたら、その後秒速で社長が逮捕されて、我ながら驚きました。
 「鈴蘭サジー」のアサヒ産業ですね。
 でも、よくわからないのは、なんで名古屋の会社を神奈川県警が逮捕するんでしょう。
 しかも、神奈川県警の報道資料では、被害例は「栃木県の女性」になってました。
 まあ、どこの警察がどこの県の犯罪者を挙げても、別にかまわないんではありますが、どっか不思議です。

 「芸能人が、チラシに無断で使われて被害にあった」というネタも合わせて報道されていましたが、テレビ朝日だけ、芸能人が載ったチラシをそのまんま放送していて、後のテレビ局では、チラシには丁寧にモザイクかけてるんですね。
 こんなところ、こうテレビ局の肝っ玉の太さ(?)がちとかいま見えて個人的に面白かったですね。

 さて、詰まるところ、広告に惑わされないため、あるいは悪徳商法に惑わされないために、どうすりゃいいのか?
 細かく挙げていっても限界があるように思います。もう原則論でいきます。直感を信じる。これにつきるのではないかと。ちょっとでもおかしい、何か不安だ、と感じたら、もう逃げる。絶対、相手の論理に乗らない。対象が人だろうが、本だろうが、チラシだろうが、同じことです。

 例えば、今や株だの投資が流行ってますが-----個人的にはちょっと過剰な「広告」が多いなと。
 素人だとそこまで大きな勝負に出られるわけでもないから、負けてもたかがしれているんでしょうが、この脅迫的なマネー運用ブームはどうも居心地が悪いですね。まあ、運のいい1%を大きく取り扱って夢をばらまくのは、インチキ会社に限らず、あらゆるメディアの常套手段なので、気をつけるのにこしたことはないでしょう。

 副作用もなく男性型脱毛は治らない。
 果物の汁を飲んだだけで痩せない。
 リスクがなく金は儲からない。
 同じことではないかと思うんですが、さてさて、いかがなもんでしょうか。

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2005年11月23日 (水)

その広告大丈夫ですか?

今号の週刊朝日で、とあるダイエット食品についてニュースを書かせていただきましたが、今日は、育毛サービスやら健康食品やらの広告宣伝に関して、いくつか述べたいと思います。

・薬事法を遵守していないところは企業倫理が低いとみなしてもよいので、ひいては商品の信頼性をも疑ってかかるべし

=医薬品以外は原則として効能効果をうたうことはできない。医薬部外品にしろ、定められた表現以外は使用してはいけないのが薬事法で定められている。なのにかかわらず、これはまったく守られていない。
 健康食品や化粧品などは、法をすり抜けるため、「使用者の声」として間接的に効果をうたうことや、いわゆる特定の商品のみをすすめるバイブル本を出版して、宣伝している企業も多い。(バイブル本は言論の自由として黙認されていたが、こないだのアガリスク事件では、初の摘発となりました)
 また、育毛サロンなどの「サービス」などは、厳密に薬事法が適用されない。誇大広告などで問題にせざるを得ない。
  いわゆるモグラたたき状態であり、摘発されても会社をつぶして別会社をおったてて再犯をおかす企業などが見られる。怪しい企業の見分け方は、法務局HPからその会社の登記を取り寄せ(一件1000円)、役員やら本店所在地などがころころ変わっていないか見たりして判断もできる。
 だが、基本は、「世の中うまい話など存在しない」という気持ちで臨むことでしょう。
 


・医者やタレントが広告に出ているとしても、安易に信頼してはならない。

=まず、医者は名前を貸しているだけが大半ではないかと思われます。例えば、薬事法違反のアガリスクの件。『末期ガン消滅!』などというしょうもない本の監修をして書類送検された師岡孝次(東海大学名誉教授)は「たいていの医者は監修などしっかりやっていないはず」などとのたまいましたじゃあ、彼がしょっちゅう出ていた「思いっきりテレビ」の健康情報はどうなるんだろうか?
次にタレント。こちらも、まったく商品など使用していないのに、イメージだけ貸している場合が多いでしょう。そもそも有名タレントが出ているからいい商品などということもありえないです。惑わされないようにしましょう。
 またタレントは、商品が薬事法に問われたりなどすると、「単なる被害者」とされるのも問題かもしれません。金銭をもらって宣伝行為に荷担した以上、たんなる「被害者」にとどまらないのでは?  
 対応策としては電話で直接聞く。関係者にちゃんと「責任持てますか」「使ってるんですか」と聞いてもいいし、そのくらいの権利はあるのではないでしょうか。また、宣伝に登場する人にも、そのくらいの責任を持ってやってもらいたいものです。

 続きは次回。 

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2005年11月18日 (金)

今日のQ 「猿もハゲる?」

YES

 ゴリラやチンパンジーの雄もいくらかは薄くなったりするらしいのですが、筆頭はこのベニガオザル。この哀しきサルの猿の前頭部は、人類男性と同じように男性ホルモン依存器官であるため、思春期以降にだんだんと薄くなるのです。
 で、写真ですが。写真38を見ると、確かに富士額! ……でも、ぶっちゃけどーでもいいですね。本人が悩んでいようといまいと、なんか似合ってますよ、これ。この猿、前頭部もさもさだったら彼らしくないというか。


 これ眺めてて思うのは、髪の悩みから脱け出すには、俗世を超える必要がある。つまり、徹底的に客観的に、達観するのが必要ではないかと。人間の目でサルを見るように、神の目で人間を見ることができれば-----。
 スキンヘッドにするのはやはり手だと思います。自分も男性型脱毛がフルブーストしてしまったら、スキンにする可能性高いです。実際、スキンにした人が、あれほど薄毛に悩んでいたのが馬鹿のようだ、と漏らすのをよく聞くからなんです。そんな時の彼らの澄んだ目といったら。坊主がつるっぱげにするのも、俗世の象徴である髪を落として、いろんな執着を消すためなんでしょう。

 しかし、ザイン。ああ、セックス教団ザイン
 このツルツル教祖の俗っぷり&破廉恥っぷりといったら、坊主の風上にもおけませんよ! 猿以下です、といったら猿に失礼なくらいです。「会員とセックスは?」「する場合もありますよ!」だと? 

 いや待てよ。考えようによっては、カリズマだったら、ハゲてようがハゲていまいが、女性には不自由しないということだろうか?   
 そうか、結局、髪なんてどうでもいいんだ! むりやり達観しなくてもいいんだ! ということで、次の潜入取材は修行もかねてザインに決定です。(すみません……嘘です。というかイヤです)


 
 
 





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