2006年1月13日 (金)

アメリカ産牛肉の髪に対する影響 2

 あけましておめでとうございます。更新が遅れてしまいましてすんません。またまたアメリカ産牛肉の続きちゅうことで行きましょう。
 えー前回のおさらいです。これね、アメリカ肉には女性ホルモン入っているということでしたね。つうことで、EUは禁輸しています。「17β-エストラジオールの使用については永久的禁止、また、テストステロン、プロゲステロン、トレンボロン、ゼラノール、メレンゲステロール・アセテートの5種の成長ホルモンについては、引き続き科学的な根拠が解明するまでは使用を禁止」ということでアメリカにケンカを売っております。
ヘタレの日本では「なんだかよくわからないけど大丈夫じゃないか」ということで、米国産牛肉に関しては問題とせず輸入しちゃってたわけです。日本ではホルモン剤の使用は原則禁止です。ホルモン剤の使用製造は認められていません。でも、なんで輸入品にはオッケーなのか? このダブルスタンダードはいったい何?
 今回のBSE騒動にしても、圧力がかかると、とっとと禁輸を解くありさま。いまだ世界で55ヵ国も輸入禁止している状態なのに、全頭検査という最高の防御態勢を誇っていた日本がなぜに先陣切って輸入再開せざるをえなかったのか……。
 ま、ホルモン剤に話を戻しましょう。
 女性ホルモン入りの摂取は、まず乳ガンの増加と関係あるだろうということで、EUでは牛肉の女性ホルモンだけでなく、低用量ピルに関しても調査を継続しています。ピル、または更年期障害の女性ホルモン補充治療は乳ガンリスクを高めてしまいます。で、問題は、男性への影響。
 育毛剤になんかには、合成されたエストラジオール、また大豆に含まれるような植物性エストロゲンが使われているくらいで、髪にはいいんじゃないかなどという気もしますが、さにあらず。
 さて、次回牛肉問題、最終回ということで。男性体内における女性ホルモンの働きについて述べようと思います。では、また!

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2005年12月29日 (木)

アメリカ産牛肉の髪に対する影響 1

 アメリカ産牛肉がついに輸入再開になりました。特定危険部位の除去がしっかり行われるのか、BSEに感染していたとしてもまだマシな20ヶ月以下の牛だけがちゃんと選別されて入ってくるのか……まああまり期待はできないという感じですね。でも、そもそも育毛的発送から言えば、牛肉-----特にアメリカ産の牛肉については、まったくNGの代物です。ここらへん著書で書けなかった部分がありますので、この機会にちょっとお話を。
 日本は早々と屈してしまいましたが、アメリカの牛肉を輸入していない国があります。EU諸国です。アメリカもかなり手を焼いている様子ですが、別にアメリカで狂牛病が出たから禁輸しているわけではない。その以前からずっと輸入してないんです。なぜか?
 アメリカ産牛肉に大量に使用されている成長促進ホルモンを人体に悪影響だと判断しているからです。米国で使用されているホルモンは、全5種。天然ものとしては「エストラジオール」が中心。合成ものとしては「ゼラノール」が中心。どちらもかなり強い女性ホルモン作用を持っています。
 そしてEUでは、牛にこれらホルモン剤を使用するのを1999年より全面禁止しています。 
 アメリカ、そしてWHOは合成型ホルモンなら基準値以内であれば安全、天然型ホルモンなら安全基準値よりも多く入っていても安全という立場を取っていますが、EU側は合成モノはまったくもって危険性が把握できないし、天然ホルモンでも発ガン性は否定できないとと互いに譲りません。お互いにデータを出しまくり、全面決裂です。結局、アメリカはWHOにEUを提訴することに。(ちなみにWHOみたいな国際機関はほとんど最低限の安全基準しか認めません。まだまだ安全性より流通性を重んじる傾向があるようです)
 当然、EUは敗北しましたが、多額の制裁金を払っても絶対に米国産牛肉を輸入しません。まあ、当然といえば当然。なにしろアメリカでは、獣医師の処方もなく勝手にホルモン剤をぶち込んでいる例など、ひどい乱用例が絶えず報告されています。また、ホルモン不使用としてEUに輸出された肉から高濃度のホルモン剤の残留が発見されるなど、とうてい安心できないのです。(ちなみにこういったホルモン剤は、特に脂肪入りの柔らかな肉が大好きな日本人向けの牛に大量に使われていました。本来草食動物の牛が食わされ続けていたのは、穀物。そして鶏の糞などの養鶏場の廃棄物。そしてご存じ牛の骨入り肉骨粉です) 
 さて、これほどまでにEUが恐れる米国牛の残留ホルモン----特に女性ホルモン-----がどのように、人体に悪影響を及ぼすのか。また、ひいては髪に悪影響を及ぼすのか。それは次回に。では、また。

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2005年12月22日 (木)

ラウリル硫酸ナトリウムについて

 前回のコメントで「育毛剤『アデノゲン』に、ラウリル硫酸ナトリウムという界面活性剤が入っているが、毒性があるのでは」という指摘をいただきました。お答えを書いていたらなんだか長くなってしまったので、新規記事としてアップしようかなと思います。
 さて、「育毛物語」の中でもちょくちょく洗浄剤史を語らせて頂きましたが、以下にもう一度簡単なまとめをしてみたと思います。
 
 ラウリル硫酸ナトリウムは合成界面活性剤の中でもかなり初期に開発されたもので、工業用洗浄剤として用いられました。これはアルコール基材の合成界面活性剤で、石油物資が不足する戦中に、石油系合成界面活性剤の代替物として活躍したものです。戦後は、洗濯洗剤からシャンプーなどに転用されました。脱脂力が強く、主婦湿疹などの原因として疑われる事例が続発したため、現在、台所洗剤やシャンプーの主剤は、よりマイルドな界面活性剤であるラウレス硫酸ナトリウムに取ってかわられています(とはいえ、これだってかなり強いので、シャンプーにはおすすめしません。決して肌用とは言えない点が多いのです)。
  
 しかし、ラウリル硫酸ナトリウムは現在でも、極微量ではもっと様々な用途に用いられています。育毛剤に入っている場合は、頭皮の脂を乳化させるする用途だと思われます。他、経口薬剤などにも乳化剤として含有されています。胃での分解が早くなるからです。また多くの歯磨き粉に発泡剤として入っています。
 私としては、いくら極微量といえど、経口薬剤や歯磨き粉に、このような毒性のあるものを入れるべきでないと思います。
 
 試しに歯磨き粉を使うのをちょっとやめてみてみるのもいいでしょう。一ヶ月くらいブラシだけで洗ってみてください。もちろん万人の口腔に何か変化あるとは思いませんが、私の場合は、歯磨き粉をやめて口臭が消えるなどの効果がありました。まあ、気分的なものも作用しているかもしれませんし、また人の体質にもよるとは思いますが、中には血がでなくなった、明らかに不快感がなくなった、という人が身近にけっこうおります。ただでできる実験ですので、ぜひともお試しください。
 
 ちなみにラウリル硫酸ナトリウムの別名はドデシル硫酸ナトリウム。タンパク質破壊作用があるため、タンパク質を人為的に変性させる実験のために使われます。このドデシル名義でも検索して調べてみてください。いろいろと面白いことがわかるでしょう。
 また、以下のサイトは薬学的にわかりやすいかと。(追記部分の表現がちとオーバーかなという気がしますが)
http://www.drugsinfo.jp/contents/qanda/ra/qara1.html
こちらは例えば、化粧品〜工業的に実際にどう使用されているかです。では、また!
http://chemical.kao.co.jp/ProductInformation/catalog/surfactant/SurfactantAS.htm

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2005年12月14日 (水)

下流社会

 先日、遅ばせながら「下流社会」というベストセラー本を読む機会がありました。
 まあかいつまんでいいますと、いままで一億総中流のような状況だったのが、今後どんどん二極化が進み、上流と下流にわかれてくるというわけですね。金持ちはもっと金持ちに。貧乏人はもっと貧乏になるわけです。
 はじめは、「まあ、そうなんでしょうね」などという淡泊な読後感を抱いていたたわけですが-----考え直してみると、
「おいおい、待てよ、それで済むか?」 
 と、へアジャーナリストの脳髄にはイヤなイメージがじわじわとわき出てきたわけです。
 まあ今はデフレだからいいとして、今後、物価が上昇してきた場合など、上流でないと有機野菜など健康に良い食べ物は手に入らなくなっちまうのではないのか。あるいは、高度な毛髪治療なんかも金持ち向けのモノになってしまうのではないかろうか。
 いやいや、もっと時代が進めば------
下流は排ガスまみれの空気の悪いところに住んで、単純労働のストレスに悩まされ、熱い鍋ごとインスタントラーメンを食い、屑野菜でできたサプリメントをまじないがわりに飲んでみたりしながら、急速に老いてハゲてゆかねばならないのか。
 それも、上流がカロリー計算された最高の素材による素晴らしい食生活に舌鼓を打ち、スポーツジムやらヨガ教室で完璧な肉体と健康状態を維持し、高度な医療のもとにフサフサな髪を誇らしげに見せびらかす一方で!
 ゆるせねえ!
 こんな噴飯やるかたない気分になり、友だちを呼び出して酒の席でぶちまけてみたんです。
 すると-----こんなお答えが。
 「おまえ、浮浪者の取材してハゲ率の統計出しただろ。下流中の下流の浮浪者に、ハゲがそんなに多くなかったっていうじゃないか」
 いや、一本取られましたね。
 急転直下で下流オッケー。むし下流になればなるほど、髪には良いんじゃないか。ははは、オレの人生ノープロブレム! とその場でひざを打ったわけですが……酔いが醒めてみれば、なにかひっかかるんですよ。
 えーと、なにかがひっかかる……。

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2005年12月 7日 (水)

姉歯一級建築士のカツラ疑惑

 姉歯建築士のカツラ疑惑で世の中は賑わっております。(もう疑惑ではないようですが-----)

 さて、姉歯さんの写真を見ると、確かに……髪がちょっと浮いている感じがいたします。
 後ろから見ると、襟足の毛と段差が生じているかもしれません。これを防ぐにはマメにカツラ会社の理容室に通ってそろえてもらわないといけないのですが、この状況ではのんきにカツラ会社に通うわけにはいかないでしょう。どんどんと変な髪型になるのではないか-----と思われます。奥様のはさみ使いにすべてがかかっていると言っても過言ではない。

 また、姉歯さんはカツラ使用者が陥りいやすい間違いを犯しているような気もします。
 つまり、顔の老け方と髪の若々しさが、つりあっていないということです。おそらく、これが直感的に違和感を与える最大の原因といえます。カツラ使用者としては、勢い「若さ」にあこがれて、もっさりした髪型にしてしまいがちと聞きます。(これは本人と言うより、商品をすすめるカツラ会社のほうにこそ責任があるかもしれませんが……)

 どうすればよかったのか。

 「地肌貼り付け型の最新カツラ(P社のヘアコンタクトやらA社のヘアフォーライフ)などを使ったら良かったのに」と知人が言っておりましたが、さてそれはどうでしょう? 私に言わせれば、それはあまりにも危険ではないかと。
 あれは、頭皮の毛を剃ってフィルムやメッシュなどを直接地肌に貼り付けるものなので、定期的なメンテナンスが必要です。自毛が伸びてきたら剥がして毛を剃り、また貼るということを繰り返さねばなりません。(フィルムの下で毛がぐちゃぐちゃになり、カツラ自体も剥がれてきたりするのでしょう)
 つまり、いずれ絶対にカツラ会社に行かざるを得ないので、おそろしいスクープをされてしまいます。
 ヘアコンタクトの潜在能力を遺憾なく発揮して、いきなりエメラルドグリーンのモヒカン頭に変身するなどして、マスコミの度肝を抜くよりほかに道は残されていないのです。

 私としては、カツラはかなり有効なハゲ対策だと思っているので、もう少し上手に扱って欲しかったというのが本音です。こういう形でカツラに悪いイメージがついてしまうと、ますますカツラユーザーは減少するかもしれません。植毛やら薬物治療に期待する人が続出するのではないでしょうか。
 言うまでもなく、カツラは残っている自毛にはダメージが大きいですが、身体的な副作用はありません(精神的にはあるかもしれませんが)。今後もさらなる進化を遂げて、選択肢のひとつとして生き残らねばならないものなのです。いや、この急速な技術発展を考えて見れば、いずれカツラこそが最高の手段となる可能性だって当然あるでしょう。

 とはいえ、このような形で騒がれる今となっては--------。
 ここはひとつすべてをかなぐり捨て、ガツンと「男気」を見せて欲しいと思うのは私だけでしょうか?
 スキンヘッドで国会に登場して、生まれ変わったように堂々と振る舞い、すべてを明らかにして欲しい! 「死にたい」(by夕刊フジ12月7日号)なんて言わずに!
 そうすれば----芳しいとはいえない姉歯さんの評価も、きっと(少しは)変わるのではないでしょうか?
 

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2005年12月 1日 (木)

その広告大丈夫ですか? 2

 先日、雑誌でとある健康食品のことを書いたら、その後秒速で社長が逮捕されて、我ながら驚きました。
 「鈴蘭サジー」のアサヒ産業ですね。
 でも、よくわからないのは、なんで名古屋の会社を神奈川県警が逮捕するんでしょう。
 しかも、神奈川県警の報道資料では、被害例は「栃木県の女性」になってました。
 まあ、どこの警察がどこの県の犯罪者を挙げても、別にかまわないんではありますが、どっか不思議です。

 「芸能人が、チラシに無断で使われて被害にあった」というネタも合わせて報道されていましたが、テレビ朝日だけ、芸能人が載ったチラシをそのまんま放送していて、後のテレビ局では、チラシには丁寧にモザイクかけてるんですね。
 こんなところ、こうテレビ局の肝っ玉の太さ(?)がちとかいま見えて個人的に面白かったですね。

 さて、詰まるところ、広告に惑わされないため、あるいは悪徳商法に惑わされないために、どうすりゃいいのか?
 細かく挙げていっても限界があるように思います。もう原則論でいきます。直感を信じる。これにつきるのではないかと。ちょっとでもおかしい、何か不安だ、と感じたら、もう逃げる。絶対、相手の論理に乗らない。対象が人だろうが、本だろうが、チラシだろうが、同じことです。

 例えば、今や株だの投資が流行ってますが-----個人的にはちょっと過剰な「広告」が多いなと。
 素人だとそこまで大きな勝負に出られるわけでもないから、負けてもたかがしれているんでしょうが、この脅迫的なマネー運用ブームはどうも居心地が悪いですね。まあ、運のいい1%を大きく取り扱って夢をばらまくのは、インチキ会社に限らず、あらゆるメディアの常套手段なので、気をつけるのにこしたことはないでしょう。

 副作用もなく男性型脱毛は治らない。
 果物の汁を飲んだだけで痩せない。
 リスクがなく金は儲からない。
 同じことではないかと思うんですが、さてさて、いかがなもんでしょうか。

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2005年11月18日 (金)

今日のQ 「猿もハゲる?」

YES

 ゴリラやチンパンジーの雄もいくらかは薄くなったりするらしいのですが、筆頭はこのベニガオザル。この哀しきサルの猿の前頭部は、人類男性と同じように男性ホルモン依存器官であるため、思春期以降にだんだんと薄くなるのです。
 で、写真ですが。写真38を見ると、確かに富士額! ……でも、ぶっちゃけどーでもいいですね。本人が悩んでいようといまいと、なんか似合ってますよ、これ。この猿、前頭部もさもさだったら彼らしくないというか。


 これ眺めてて思うのは、髪の悩みから脱け出すには、俗世を超える必要がある。つまり、徹底的に客観的に、達観するのが必要ではないかと。人間の目でサルを見るように、神の目で人間を見ることができれば-----。
 スキンヘッドにするのはやはり手だと思います。自分も男性型脱毛がフルブーストしてしまったら、スキンにする可能性高いです。実際、スキンにした人が、あれほど薄毛に悩んでいたのが馬鹿のようだ、と漏らすのをよく聞くからなんです。そんな時の彼らの澄んだ目といったら。坊主がつるっぱげにするのも、俗世の象徴である髪を落として、いろんな執着を消すためなんでしょう。

 しかし、ザイン。ああ、セックス教団ザイン
 このツルツル教祖の俗っぷり&破廉恥っぷりといったら、坊主の風上にもおけませんよ! 猿以下です、といったら猿に失礼なくらいです。「会員とセックスは?」「する場合もありますよ!」だと? 

 いや待てよ。考えようによっては、カリズマだったら、ハゲてようがハゲていまいが、女性には不自由しないということだろうか?   
 そうか、結局、髪なんてどうでもいいんだ! むりやり達観しなくてもいいんだ! ということで、次の潜入取材は修行もかねてザインに決定です。(すみません……嘘です。というかイヤです)


 
 
 





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2005年11月 7日 (月)

ハゲ予防薬「効く頭、効かぬ頭」−ようやく販売開始

ハゲ予防薬「効く頭、効かぬ頭」−ようやく販売開始  読売ウィークリー 2005年11月13日号

 これは、城西クリニックの医師が、遺伝子検査により、男性ホルモンレセプターの感受性のだいたいの傾向を判断できると述べている記事です。男性ホルモンに対する感受性が高ければ、男性型脱毛、そして、プロペシアもそのぶん効く。488人の患者の男性ホルモン遺伝子とプロペシアの効き目の関係で相関関係が出た、ということです。これは、ヘアメディカルのHPでも詳しく載っていますが、確かにそこそこの相関はあるようです。
 とはいえ、これはあくまでも傾向です。例えば、前立腺病患者の罹患傾向や、プロスカー(プロペシアの5倍の有効成分)の効果測定にもこの遺伝子検査が適用されうるんですが、それじゃあ、前立腺肥大の人は男性型脱毛になりやすいのか? 
 台湾高雄市の長庚大学による前立腺肥大と男性型脱毛の相関関係についての研究によると、前立腺の大きさが一定(30ml)以上の場合においては確かに相関が見られたものの、男性型脱毛の発症は前立腺肥大の有無とは関係がなく、一対一関係は見られなかったという。(Arch Dermatol Res,Nov 2004 )
 ただし、これは母体わずか34人ということでなんともいえない。この件に関しては、さらなる研究が待たれるところですね。ちなみに泌尿器科の先生に取材した折それとなく伺うと「中高年が多いけど、とりわけハゲが目立つという感じはない」とおっしゃってました。
 血液由来の遺伝子だけでは、まだわからないことが多い。レセプターの感受性が強ければハゲルというなら、ヒゲがもさもさで胸毛ぼうぼうならなら必ずハゲるかというとそうでもない。体の部分部分で、遺伝子プログラムの発現作用は違うのでしょう。かなり進歩はしましたが、遺伝子検査でもおおまかな傾向しかわからない。「効く頭、効かぬ頭」はまだ霧のなか。まだまだ研究の余地は広大に残されています。

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2005年11月 5日 (土)

<飲む発毛薬>万有製薬に問い合わせ殺到 過大な期待禁物

<飲む発毛薬>万有製薬に問い合わせ殺到 過大な期待禁物  11月4日 (金) 毎日新聞

 記事によると「万有製薬(本社・東京都)には、厚生労働省が承認した10月11日以降、1000件以上の問い合わせが殺到している」とのこと。
 そんでもって、
 「以前から輸入している医師は『良い薬だが過大な期待は禁物』」であり、
 「7年前から輸入している『脇坂ナカツクリニック』(大阪市)の脇坂長興院長は『市販の育毛剤との併用で約8割の患者に改善効果があった。禁煙や十分な睡眠など生活パターンを変えることも必要だ』と指摘する」
 と、こーゆーことらしいです。効くのか効かないのかよくわからんという記事ですが。
 でも、これ、脇坂ナカツクリニックは「市販の育毛剤との併用で」と発言してますけれど、なんなんでしょうかね育毛剤って? 発毛剤のリアップのことでしょうか。いやそもそも未承認薬を輸入しているクリニックですから、リアップなんぞ使う意味がないか。
 ま、どちらにせよ、このクリニックはヘアメディカルグループの大阪支部なので、育毛剤だの、塗布用ミノキシジルなどという生優しいレベルでなくて、飲むミノキシジル(降圧剤「ロニテン」pdf 説明書)を併用しているはずです。この飲むミノキシジルは心臓にゴツイ負担がかかります。降圧剤として使うときも、「かなりの高血圧」で「他の薬が効かないとき」などに「β遮断薬などと併用して」使うものです。どこの国でも毛髪治療薬としては認められていないものなので、いちおうヘアメディカルグループにかかる方はそこらへん肝に銘じて行かれるのがよいかもしれません。効果はミノキシジルを凌駕する最強に近いモノですが、分量をおさえるにしても長期間使用することは、薬を売ってなんぼの医者が言う以上に厳しい面があるように思います。調べ尽くしてから臨みましょう。
 おっと話がそれて肝心のプロペシアについて書けなくなりました。そりゃ「過大な期待は禁物」ですよ。さていつも文が長い長いとおしかりいただくので、今回はこのへんで切り上げて続きは次回に!
   



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2005年10月28日 (金)

<発毛剤>国内発売延期

<発毛剤>国内発売延期 「出荷体制を整備に時間かかる」(毎日新聞) - 10月25日

 25日とちと古いニュースですが。
 「予想以上に反響があり、出荷体制の整備に時間がかかる。医薬品である以上、安定供給しなければならない」とのこと。出荷体制のうんぬんは、発売日当日に取材したときおっしゃっていましたが--------。やはり反響はすごいのか? でも、基本的に「皮膚科経由で供給」とのこと(美容外科とは言われなかった)。と、なると、皮膚科で脱毛治療行うことになるが、アメリカ(ならびに国内でも)一般的にセットとして使われるミノキシジル5%以上の塗布剤(ロゲインなど)はどうなるのだろう? あれは国内未承認だ。一般的な皮膚科でも個人輸入して使うってことなのか? あるいは家でリアップかけてください、とでもいうことになるのか。
 これは難しい。結局、ロゲイン+プロペシアを個人輸入しちゃう人が増えるのでは? なんか行政、片手落ちな気がしますが。いや、それとも大正製薬がこの機に乗じて2%へと濃度アップ作戦に出るのか? 目が離せません。

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